サムスンのファウンドリー、MetaとAnthropicからの受注獲得を狙う Q4の黒字転換を視野

AI マーケットサマリー
Samsung FoundryがMetaと大口のAI-ASIC受注について交渉しており、2nmノードでAnthropicとの協業も検討しているとの報道は、稼働率の改善と中期的により強い受注残となる可能性を示唆している。MetaのMTIA生産がTSMCからSamsungへ移ることになれば、Samsungの先端プロセス競争力に対する重要な検証となるだろう。市場への影響は、ファウンドリの規模と製品ミックスに対するSamsungの利益感応度に焦点が当たり、第4四半期の収益性が重要な転換点として挙げられている。
影響度
● 中
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ME Newsによると、7月3日(UTC+8)、Samsung Electronics(サムスン電子)のファウンドリー事業がグローバルAIチップ市場で拡大を加速している。昨年のTesla(テスラ)向けAIチップ受注に続き、現在はMeta(メタ)およびAnthropic(アンソロピック)と、カスタムASICの製造を中心とした提携を進めているという。 関係者によれば、Metaはサムスンと次世代ASICの設計・製造契約を協議中で、契約規模は10兆ウォン超とされる。Metaの第3世代AIアクセラレーター"MTIA"は、量産に向けてTSMCからサムスンの最先端2nmプロセスへ切り替える計画。サムスンのSystem LSI部門が初期アーキテクチャ設計に関与し、Metaの6カ月開発サイクルに合わせる形で共同開発が進められている。 米AI企業Anthropicも、AIインフラの内製化を目的に、自社ASIC開発でサムスンの2nmプロセス採用を評価しているとされる。 業界関係者は、世界の大手テック企業からAIチップの発注が増加していることに加え、自動車向け半導体のファウンドリー契約をめぐりBYD(比亜迪)とも交渉が続いている点を指摘。サムスンのファウンドリー事業の中長期の受注残高は50兆ウォン規模に近づく可能性があり、収益性は今年第4四半期にプラスへ転じる見通しだとしている。(出所:ChainCatcher)