ステーブルコイン市場は"2つのレーン"に二極化。2026年上期データで見るUSDTとUSDCの棲み分け
AI マーケットサマリー
2026年上期(H1)のデータは、ステーブルコインが用途別にセグメント化していることを示唆している。USDTは実世界の決済およびB2B決済量を支配する一方、USDCはBaseおよびEthereum上におけるDeFiの流動性とオンチェーン送金活動を主導している。これは、取引所/加盟店のフローと、スマートコントラクトの担保および流動性ルーティングに対する期待を形作る、二軌道のステーブルコイン市場を補強する。この分断は、流動性がどこに集中するか、また決済需要がどのように進化するかを通じて、暗号資産市場のミクロ構造に影響を与え得る。
影響度
● 中
影響を受ける資産
BTC/USDT-0.60%
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● 中立
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ステーブルコイン市場は用途別に二極化が鮮明になっている。2026年上期のデータによると、USDT(Tether)は実体経済の決済で優位に立ち、決済額は950億ドルとUSDCの140億ドルを大きく上回った。B2B市場(480億ドル規模)でもUSDTが92%を握る。
一方、DeFi領域ではUSDCが主導権を持つ。オンチェーン流動性で存在感を示し、送金(転送)ボリュームはBaseで2.6兆ドル、Ethereumで1.6兆ドルに達した。
消費者向け決済や送金はTether中心、スマートコントラクト経由の取引はUSDC中心という構図が固まりつつある。