金・銀は軟調、ホルムズ海峡での攻撃再燃で原油高 米金利上昇とドル高が重石=Kitco午後レポート

AI マーケットサマリー
米国債利回りの上昇とドル高が雇用統計後の下支えを相殺したことで、金と銀は下落した。一方、ホルムズ海峡での攻撃が再燃し、原油が上昇するとともに、地政学的リスクが背景として意識された。金は4,200ドル近辺を回復できず、銀も62ドル超で上値が抑えられた後に反落し、金利と為替が貴金属価格の短期的な主要ドライバーであり続けるという、もみ合い局面を改めて示した。
影響度
● 中
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(Kitco NewsWire)北米時間の週明け火曜遅く、金と銀のスポット価格は小幅安となった。米国債利回りの上昇とドル高に加え、ホルムズ海峡での攻撃が再び伝えられ原油相場が上昇したことが、先週の弱い雇用統計を受けて金属市場に残っていた下支え要因を相殺した。 執筆時点でスポット金は1オンス当たり4,127.10ドル近辺で推移し、前日比0.04%安。スポット銀は60.859ドル近辺で、ほぼ横ばいだった。 COMEXの期近は、金が4,145.30ドルで引け、0.24%安。銀は60.931ドルで引け、1.60%安となった。 金は調整色が強まり、雇用統計後の戻り局面で上値を抑えていた4,200ドル台を下回った。銀は62.00ドル超での定着に失敗し、4日続伸を止めた。 貴金属市場は引き続き持ち合い局面にある。米労働市場の勢い鈍化は押し目の金を支える一方、雇用統計後の上昇を明確なトレンド延長へつなげるには、利回りの一段低下かドル安が必要とみられる。