米利上げ観測が後退、暗号資産市場は週末にかけ持ち直し

AI マーケットサマリー
暗号資産は週末にかけて反発した。米国の雇用指標が弱含み、短期的なFRBの利上げ観測が後退したことで、薄い祝日流動性の中でリスク資産を下支えした。BTCは直近安値から持ち直し、ETHは数日間にわたる上昇でアウトパフォームした。選別的にアルトも上昇した。この反発にもかかわらず、トークン全体の市場構造は依然として概ね弱気であり、この動きはトレンド転換の確証というよりも、安心感による上昇であることを示唆している。
影響度
● 中
影響を受ける資産
BTC/USDT+0.50%
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● 中立
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暗号資産(仮想通貨)市場は、週初から見て地合いを改善して週末を迎えている。ビットコイン(BTC)は火曜日に約2年ぶりの安値となる5万7,750ドルまで下げた後、6.5%反発し、足元では6万1,600ドル前後で推移している(BTC 61,879.12ドル)。 金曜日の上昇は、木曜日の+2.6%に比べると勢いは限定的だった。木曜日は米雇用指標の弱さを受け、FRB(米連邦準備制度理事会)の利上げ観測が後退したことが追い風となった。米国が連休に入り株式市場が休場となる中でも、金利見通しの変化は2日連続で市場心理を支えた。 イーサリアム(ETH)は3日続伸し、火曜日からの上昇率は11.5%、金曜日単日でも2.6%高となった。アルトコインも総じて堅調で、カルダノ(ADA 0.1683ドル)、ジーキャッシュ(ZEC)、ダッシュ(DASH)は2.2%〜3.1%上昇した。 一方で、市場全体の構図は依然として弱含みだ。多くのトークンで高値・安値が切り下がる展開が続いており、ビットコインが下落トレンドを転換するには、まず6万7,000ドルを上回って推移し、その後、5月の直近高値である8万1,000ドルを明確に上抜く必要がある。